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インタビュー動画で差をつけよう

会社の経営理念や働き方、さらには商品やサービスについてもっと知ってもらいたいとお考えの方へ、そんなときはインタビュー動画を制作してみてはいかがでしょうか。
人は口コミに弱いもの。インタビューという形で入ってくる情報は、説明文よりもずっとストレートに受け止めやすく、印象にも残りやすいんです。

また一度作ってしまえば、幅広い活用をすることができるので、マーケティングで困ったらインタビュー動画に挑戦してみることをオススメします。

インタビュー動画の種類とそのメリット

経営者インタビュー

経営者インタビューは、会社の経営理念やビジョンを明確に伝えたいときに一役買います。
企業ブランディングを確立させたいときはまず、経営者インタビューを制作することをオススメします。

また、対外的に活用するだけではなく、社内で共有することで共通意識を持つことができます。
会社の規模が大きくなれば経営陣との距離はどうしても遠くなってしまいます。
そんなときに社員が一枚岩になって、同じ目標に向かうためにも役立ちます。

また、文章形式での社長メッセージよりも、カメラを通じて目を見て話しているような演出を設ければ、それだけでもメッセージが伝わりやすくなります。真摯で実直なイメージをもたせたいときにもぜひ活用したいですよね。

社員インタビュー

社員インタビューは、採用活動にうってつけです。
社内で実際に働いている人間の声を映像に落とし込むことで、採用情報だけでは決して伝わることがない「現場の空気」を求職者に届けることができます。
リアルな声を聞けることで、「こんな会社だとは思わなかった」というミスマッチを減らすリスクヘッジにも繋がるというわけですね。

さらに、商品やサービスに対する社員一人ひとりの仕事に対する熱意を描けば、顧客に対して信頼度を高める効果も期待できます。
商品開発の裏側や、企画の意図をインタビュー動画にすればそれ自体がマーケティングのコンテンツとして成り立ちます。

利用者/顧客インタビュー

実際に商品やサービスを利用するユーザーの声をインタビューすることで、その魅力を口コミ的に伝えることができます。
顕在顧客へのアプローチとしてかなり有効な手段といえるでしょう。

これは、購入障壁が高い商品であればあるほど効果的と言えます。
気軽に買ったり試すことができない商材だと、利用者のリアルの声が最後の決め手になる可能性があります。
文章だけの口コミよりも匿名性が低い動画という媒体は、その口コミの信頼度を高めてくれるのもポイントの一つですね。

インタビュー動画の制作方法(準備編)

インタビュー動画の使用目的を明確に

インタビュー動画を通じて、ターゲットに何をしてほしいのか。
それを明確にしてから制作することをオススメします。

・自社サイトへの流入を目的にする
・商品の新規購入を促す
・会社自体の認知を目的にする
・リピーターを確保する

などなどです。
その目的自体がブレてしまうと、訴求力も同時に下がってしまうので欲張らずに明確の目的を設けましょう。

インタビュー用の資料を用意する

インタビューといっても、報道番組の街角インタビューみたいにぶっつけ本番で撮影するのは絶対に避けましょう。原稿を用意するのは、逆に作られた不自然で固い言葉になってしまうのである程度の流れや、質問事項をまとめることです。

逆に経営者インタビューなどは、会社の理念やビジョンを明確に示す必要があるので、原稿を用意してしまったほうが良い場合もあります。

事前に対象者に対して質問をいくつか投げて、その返答に合わせてより深い質問事項を用意して共有しておくことです。そうすれば、対象者もある程度喋ることを用意してくれますので、円滑なインタビューが可能になります。

ロケーションを決める

インタビュー動画には、その内容に寄り添ったロケーションを用意することが大切です。
経営者のインタビューなら社長室や応接室。
社員インタビューならば、会議室にして清潔感ある背景で撮影するのか、あえてオフィスで撮影して「リアルな声」という部分を強調するのか、全ては演出次第です。

もしくは、撮影スタジオを借りて真っ白の背景で撮影することで、プロクオリティの動画に見せるという手もあります。

緊張をほぐす

企業用のインタビュー動画を撮影しようと思ったときに、対象者の中でインタビューを受ける経験が豊富だという方は少ないはず。
いざ、カメラの前に立ったら緊張してしまって上手く言葉が出てこないなんてこともあるでしょう。

そうならないためにも、何気ない雑談をして緊張をほぐしたり、
あえて撮影開始の合図をしないことで自然とスタートさせることが有用になってきます。

インタビュー動画の制作方法(撮影編)

カメラはできれば2台以上用意する

撮影するのにカメラが必要なのは当然ですが、できれば2台以上あると後々助かります。
例えば、1台で撮影してしまうと、喋っているシーンが全部同じ画角の映像になってしまいます。
映像が単調だと、映像の離脱率が上がってしまうために、
2台以上のカメラで寄りの画角と引きの画角を用意するなど、飽きのこない映像に編集できるように準備することが肝要です。

どうしても1台でしか撮影できない場合は、4Kで撮影することをオススメします。
現在、スマートフォンでも4Kで撮影することができますが、実際に完成した映像はフルHDというサイズでの納品・運用が主流です。4KだとフルHDの4倍のサイズになるので、撮影後に編集で多調拡大しても綺麗な画質のまま保つことができます。場面によって寄りと引きを編集で切り替えることができるので、多少なりとも単調さが軽減されるでしょう。

三脚はマスト

インタビュー動画は、あくまでもその喋りの内容に真価がありますよね。
せっかく良い話をしていても、映像が揺れていると話が全然入ってきません。

さらに、インタビュー動画では途中をカット編集することが多々ありますが、その時に三脚などで固定していないと、カット編集するたびに瞬間移動しているような映像になってしまいます。なので、三脚でしっかり固定して手振れのしない動画を撮影することを心がけましょう。

照明の置き方で、素人っぽさが一気になくなる

スマートフォンでも4K撮影が可能になった昨今、誰しもがプロクオリティの映像を撮影できるようになってもおかしくないですが、やはりプロと素人の撮影した映像は一線を画すものがありますよね?
その一端を担っているのが照明です。

照明をしっかりと置くことで、対象者(インタビュイー)の顔が明るく映り、清潔感も一気に増します。
顔色が良く見えることで、話の信頼度にも直結するんですね。

照明の置き方で、潔癖なイメージからおしゃれなイメージまで、幅広く映像のテイストを変えることができるのでワンランク上の映像を撮影したかったら、照明にはこだわりましょう。

マイクの有無でクオリティは雲泥の差に

インタビュー動画の肝と言えば、音声です。
カメラ内蔵のマイクだと、精度が低くて音声のレベルが足りなかったり、雑音が入ってしまうことがあります。専用の外付けマイクを用意することでクオリティを担保することができます。

ピンマイクを用意できるならば、多少の動きがあってもクリアな音声を拾えるのでオススメです。

インタビュー動画の制作方法(編集編)

カット編集で画角を変える

カメラは2台以上推奨と述べましたが、画角を変えて飽きさせない以上に編集のときに助かるんです。
カット編集で、いらない間をカットしようと思ったとき、1台で撮影していると、カットした瞬間、喋っている人が不自然にぶつ切りになってしまいます。
それを避けるために、寄りの画角から引きの画角といったように画角を変えながらカット編集をすることで、途中を摘んでも自然につなげることができます。

インサートカットを入れる

インサートカットとは、映像の途中で他の映像や図などを挿入する編集技法となります。
喋っている内容をより補足するために、商品の映像だったり、料金表をイラストとして入れ込むことで、より視聴者の理解度が高まります。

また、映像的にもインサートカットが入ることで単調にならず、離脱率をへらすことができます。

テロップでフォローする

映像にテロップ(文字)を入れることで、よりわかりやすく演出しましょう。
喋っているコメントフォローをしてもいいですし、喋っている人の情報や、商品の詳しい情報をテロップで補足することで、ユーザーフレンドリーな映像になります。

かといって入れすぎも厳禁。テロップはバランス命です。
あまり入れすぎても、文字を追うのに必死で内容が入ってきません。
早口の洋画で、字幕がどんどん流れていったら内容が理解できませんよね。

なるべく簡潔にまとめること

インタビュー動画の準備をして、撮影し、編集する段階になるとどんどんその映像に愛着がでてきます。
そうなったときに、せっかく撮影したのだからと長時間の尺にしてしまうと、結局何を伝えたいのかわからない映像になってしまいます。

そして、自分はそのインタビュー内容に関して熟知しているために、必要な情報が抜けて、余計な情報ばかり補足しているという形に陥りがちです。

なので、ある程度動画の流れが固まったら、一度客観的に、冷静に全体のバランスを確認しましょう。

インタビュー動画の事例

経営者インタビュー

複数のアングルから撮影されており、背景に自社商品を映してブランディングを意識している点が印象的です。また、テロップやインサートカットを入れて重要なメッセージを強調しているのがよくわかりますね。

社員インタビュー

求職者に対して訴求したいメッセージが明確になっており、これまた複数アングルで撮影しているので見やすい作りとなっております。インサートカットが豊富で、理解もしやすい編集となっていますね。

利用者インタビュー

実際に商品を使用しているユーザーの話なので、自然と口コミ的に商品の良さが伝わる作りとなっています。原稿を読まされているような感じがでてないのもポイントですね。

インタビュー動画の事例

インタビュー動画は、様々な活用方法があるのでぜひとも導入したい施策です。 他の動画と比べても、制作しやすいものなのでチャレンジしてみてください。 商品やサービス、または社内の雰囲気など、不明瞭なものを明確にして、 さまざまな顧客や求職者の不安を解消する手立てとしてとても有効です。 株式会社LOUPではインタビュー動画についてのご相談を無料で行なっております。下記よりお問い合わせください。

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